この記事で紹介するのはThe MOON DUST Tarot カードデッキの【大アルカナ】22枚です。
カードの種類はライダー版に準拠しているものの、
絵柄はとても美しく幻想的なデザインのカードデッキです。
タロットカードのスタンダードとも言える『ライダー版』「スミス・ウェイト・センテニアル・タロット」と比較しながらご紹介します。
このカードデッキは、製作された1909年当時の風合いが忠実に再現された復刻版タロットカードです。
The MOON DUST Tarot の大アルカナについて
スキャンした絵柄の画像をもとに、リーディング例も交えてご紹介していきます。
カードの画像は左から、「裏面」「表面」「比較用のタロットカード」となっています。
The MOON DUST Tarotの美しいデザインをお楽しみください。
大アルカナ22枚の絵柄紹介
ライダー版タロットカードの並び通りに、
0:愚者~21:世界まで順番にご紹介していきます。
0 THE FOOL(愚者)
0.THE FOOL(愚者)のカードです。
正位置では「自由」「楽観的」「直感で生きる」といったメッセージのカードですね。
スタンダードなライダー版のカードでは太陽がさんさんと降り注いでとても楽しそうに過ごしている様子が描かれています。
The MOON DUST Tarotのデッキでは、花束を持った女性の手前にはピンクの花が咲いていますが、
背後には黒い太陽、月のようなものが見えます。
ブラックホールのようにも見えますね。
このカード一枚で、逆位置のメッセージである「無計画」「常識からの逸脱」「失敗」「逃げ」の意味も含んだデザインになっています。
自由の中にも規律や目標が必要です。
楽しいときをもっと長く過ごせるように、自分の「芯」はきちんと持っておくべきとのアドバイスが込められている絵柄です。
I THE MAGICIAN(魔術師)
1.THE MAGICIAN(魔術師)のカードです。
1という始まりの数字を持つこのカードは、新たなスタートや万能性を意味します。
ライダー版のスタンダードな絵柄には「ワンド」「カップ」「ソード」「ペンタクル」といったすべての要素がそろっていますので、まさにこれから「何にだってなれる」「自信がある」状態です。
The MOON DUST Tarotのデッキでは、うつむいて立っている女性の魔術師が描かれています。
咲き乱れる花々の中央に立ち、背後には召喚陣のような魔法の図案が浮かんでいますね。
この様子から、逆位置の「自信がない」「スタートを迷っている」といった意味も含むデザインとなっています。
「あなたの中には全て揃っている」
「自信を持ってスタートしましょう」
「さあ、顔を上げて」
そんな応援メッセージが聞こえてくるカードデザインです。
II THE HIGH PRIESTESS(女教皇)
2.THE HIGH PRIESTESS(女教皇)のカードです。
頭上に月の満ち欠けを模したようなデザインの冠を頂いていますね。
自信に満ち溢れた表情と、ゴージャスな花々のデザインが印象的です。
ライダー版のスタンダードな絵柄の方では、「二元性」「規律」「完璧主義」「冷静で超越的な直観力」。
物事の本質を見抜く冷静な女性像として描かれています。
The MOON DUST Tarotのデッキでは、顔と髪の毛が白く着ている服は黒。
二面性を含んだ色合いに、頭上に輝く天体からすべてを見通して余裕があるかのような表情をしています。
女王様みたいに強そうな女性のイメージですよね。
このカードのデザインから言えることは、
真理を見抜いているがゆえに、独断と偏見におちいらないこと。
完璧主義を他人に押し付けないこと、などの逆位置の意味も含んでいます。
あなたは正しい、だけど、正しい事だけがすべてではない。
そんなメッセージを感じます。
III THE EMPRESS(女帝)
3.THE EMPRESS(女帝)のカードです。
豊かさや物質的な幸福感、または母性的で繁栄の意味があります。
The MOON DUST Tarotでは、大自然の中で瞑想するようなポーズで立つ女性が描かれています。
正位置の意味をまるで願うかのような佇まいで、女帝というよりはシャーマンのようなイメージですね。
空と大地、天と地すべてを育む神の化身のようでもあります。
逆位置ではワガママ、見栄っ張り、気の迷いや浪費癖といった意味を持ちます。
他のカードのデザインと同様に、この女帝のカードも正逆両方の意味を含んだ絵柄になっていますね。
目を閉じて、欲望に流されないように幸福と繁栄を祈っているようにも感じ取れます。
グラウンディングをして、すべての豊かさを手に入れましょう。
だけど、欲張らないで。
幸福は誰にでも等しく訪れるのです。
そんなメッセージが聞こえてきます。
IV THE EMPEROR(皇帝)
4.THE EMPEROR(皇帝)のカードです。
ライダー版のスタンダードな絵柄では、玉座にどっしりと構えた厳格な男性の姿が描かれています。
「権力」「リーダーシップ」「実行力」を象徴するカードです。
The MOON DUST Tarotのカードデッキでは、横を向いている男性が描かれています。
まさに厳格、威厳のある男性性の姿。
まっすぐ前を見据えているので、責任感のある強い意志を感じます。
色はライダー版と異なり、青系が使われています。
これは逆位置の意味とシンクロしていて、「ワンマンで無責任」「傲慢さ」「無計画」といったマイナスのイメージを示しています。
正面を向いていない事から、他人から目をそらしている。
相手の事を無視して自分の目的だけに集中しているようにも見えるので、このカードのデザインは正逆両方の意味を備えていると言ってもいいでしょう。
厳格さの中にも柔軟性を。
あなたの見ている方向だけがすべてではない。
ついていきたいと思わせるリーダーになりましょう、というメッセージ性を感じます。
V THE HIEROPHANT(教皇)
5.THE HIGHEROPHANT(教皇)のカードです。
教皇と、双子の聖職者が描かれているカードで、The MOON DUST Tarotでも同じように描かれています。
正位置で「アドバイスや教養を授ける」「問題解決」「契約成立」などの意味を持ち、皇帝のカードとは違った意味でのリーダーシップ性を持つカードです。
The MOON DUST Tarotでの教皇は、頭上で黄金のオーブをささげるように持ち、神託を授かっているような姿をしています。
人々に神の教えを説き、あるいは契約の締結を宣言している姿はまさに聖職者。
手前にうっすらと描かれている人物がかすむほどまばゆい光をまとっています。
カードの逆位置では「孤立無援」「押しつけがましい」「信用がない」といった意味となりますので、ある意味絵柄とシンクロしていますね。
教皇ただ一人が強く印象的で、他に描かれている人物はうすく目立たない。
まるで教皇がワンマンで無慈悲な態度をとっているかのようにもとらえられます。
少し話題がずれますが、「結婚」も契約の一つととらえれば、教皇のカードと関係が深くなります。
このカードが現れたときは、うまくいくことを暗示する一方、独りよがりの考えにならないように注意するようにとのアドバイスでもあります。
VI THE LOVERS(恋人)
6.THE LOVERS(恋人)のカードです。
愛し合う二人の人物が描かれていて、神聖で美しい絵柄となっています。
The MOON DUST Tarotではスタンダードなライダー版と違い、天使が二人を祝福する代わりに頭上に虹がかかっています。
タロットカードとしての意味は、「恋」「楽しいひととき」「魅力がある」「相性が良い」などです。
逆位置になると、「失恋」「心変わり」「飽きる」「その場限りの快楽」などという意味になります。
二人は幸せそうな姿をしている一方、背景は暗い色で描かれています。
恋愛に熱中して楽しい事ばかりだけど油断は禁物、といった正逆両方の意味を象徴している絵柄です。
夢中になることは楽しくて良い事だけれど、それだけに溺れないで。
恋愛においてはしっかりと見極めましょうとのメッセージを感じます。
VII THE CHARIOT(戦車)
7.THE CHARIOT(戦車)のカードです。
The MOON DUST Tarotでは、天使が勝者を称え、月桂冠を授けようとしている姿が描かれています。
戦車に乗った人物を描いたライダー版のデザインとは異なっています。
「前進する」「スピードがある」「結果が出る」「勝利」といった意味がある戦車のカード。
逆位置では「暴走」「停止」「空回り」などの意味があります。
中央にうっすらと描かれている魔法陣が、運命の輪のように見えますね。
正しく前進した者には勝利を。
独りよがりなスピードは単なる暴走であると心得えるように、との神託のようなメッセージ性があるデザインです。
VIII STRENGTH(力)
8.STRENGTH(力)のカードです。
スタンダードなライダー版では、獅子を飼いならしている女性の姿が描かれています。
The MOON DUST Tarotではライオンと女性の顔が正面に向いていて、それぞれが非常にインパクトがあります。
「強い意志」「困難を乗り越える」「エネルギーと自信に満ちている」といった意味を持つカードで、逆位置では「失敗」「落ち込む」「諦めや失敗」といった意味が含まれます。
正面を向いた力の象徴であるライオンと、同じく鋭い視線を投げかける女性の顔。
強い意志を感じるとともに、失敗から立ち直るように励ましているようにも感じます。
あなたの意志はその程度だったの?
諦めるほど軽い夢だったの?
失敗は誰にでもある、前を向きなさい。
まさに「力」強いメッセージを感じるカードです。
IX THE HERMIT(隠者)
9.THE HERMIT(隠者)のカードです。
ランプの明かりを手にに佇む老人の姿が描かれているのに対し、The MOON DUST Tarotでは後ろ向きの女性が同じく右手にランプを持っています。
女性の進む先には、暗闇の中でぼんやり明るく光る出口のようなもの。
空には月が浮かんでいます。
THE HERMITは、自分の世界に入って深く思考する、自分の世界に入って探求するという意味のあるカード。
瞑想の果てに答えを見つけるという読み方もあります。
逆位置では「他人を避ける」「ネガティブな思考」という意味もあるので、暗闇の中に光を見いだせるかどうかで未来が変わってくるということ。
まさにこのカードデザインそのものです。
手元の灯りは小さく頼りないかもしれないけど、
答えはあなたの中にあります。
自分を信じて進んでいきましょう。
X WHEEL of FORTUNE(運命の輪)
10.WHEEL of FORTUNE(運命の輪)のカードです。
中央に明るく光っているのが運命の輪の象徴。
人間の力を超越している宇宙の真理そのものです。
現実ではありえないほど美しく、鮮やかな神の世界を表しているような美しいカードですね。
正位置で現れた時は、「チャンスのとき」「良いタイミングがきた」「状況が好転する」といった意味があります。
逆位置では「タイミングを逃す」「間が悪い」「状況が悪化する」「トラブル」となりますので、まさに神の采配それ次第。
その美しいすがたに魅了され、悪循環を招かないように。
運命の輪は円形です。
かんたんに回り、反対方向へ。
日頃の自分の行いを見直していきたいものです。
XI JUSTICE(正義)
11.JUSTICE(正義)のカードです。
右手に剣を、左手に秤を持った人物が描かれているのが正義のカード。
両脇に柱がそれぞれ1本ずつ立っているのも共通しています。
11番は大アルカナのちょうど真ん中の数字。
まさに中央で均衡のとれた場所にいるカードです。
The MOON DUST Tarotのデザインでは、正面を向いていない事から、
崇高で正しい判断を下している姿でもあり、もしくはアンバランスで決断に迷っている姿、あるいは偏見を持ち見下している姿であるとも読み取れます。
他のカードデザインと同じく、逆位置の意味も含んだミステリアスな絵柄となっています。
正義とはいったい何でしょうか。
振りかざして他人に押し付けることになれば、たちまちその公正さは失われます。
XII THE HANGED MAN(吊るされた男)
12.THE HANGED MAN(吊るされた男)のカードです。
自ら逆さまになっている「自己犠牲」「試練」を意味するカードです。
The MOON DUST Tarotでも逆さまにに吊るされている女性の姿が描かれています。
暗闇の中、中央には魔法陣と光が。
まるでネガティブな気持ちと戦っているような印象を受けます。
この試練によって何かを得ることができるか、
諦めて闇にのまれて努力が無駄になってしまうのか。
全てはあなたの意志しだい。
さあ、あなたはここからどう動きますか?
と、問いかけるメッセージ性のあるカードです。
XIII DEATH(死神)
13.DEATH(死神)のカードです。
死と再生は隣りあわせ。
終わりがあれば新しく始まるものもある。
恐ろしいデザインのカードですが、個人的にはお気に入りのカードです。
一つの区切り、終着点、ゴールを表すカードだと解釈しているからです。
ここから生まれ変わるのだ、と。
The MOON DUST Tarotでは女性の姿をした冥界の神がこちらを見つめています。
まるで、
有限の時間の中で、日々死へと向かう人生の中で、
あなたは今をどう生きるか?と問いかけているように思えます。
XIV TEMPERANCE(節制)
14.TEMPERANCE(節制)のカードです。
The MOON DUST Tarotでは、カップを手にした女性が大きく腕を上げている姿で描かれているカードです。
ライダー版では天使が両手に持ったカップの中で、水をバランスよく左右でコントロールしています。
節制とは「バランスを保つ」「調和」「良い変化」などの意味がありますので、今の状況を楽しんで生きている女性の姿で表現されているようです。
ただ、自分勝手に楽しんでいるようにも見えますし、バランスをとるためのもう一つのカップも持っていません。
このことから、逆位置で読んだ時の「アンバランス」さが表現されています。
今ある幸せは節度を守ったうえに成り立っている。
それを忘れないようにしてほしいとのメッセージが伝わってきます。
XV THE DEVIL(悪魔)
15.THE DEVIL(悪魔)のカードです。
スタンダードなライダー版のデザインでは、悪魔の手前に鎖で繋がれた男女が描かれています。
正位置で「束縛」や「誘惑に負ける」「欲望」などの意味がありマイナスイメージなのですが、逆位置ではとてもポジティブな解釈ができます。
The MOON DUST Tarotでは中央に立つ一人の人物、または悪魔が横向きで描かれています。
右手に持った聖火のような炎を掲げ、暗闇の中でも光を放とうとしている姿のデザインです。
これは、逆位置での解釈「解き放つ、解き放たれる」「現状を打破する」といった意味を表しているように見えます。
同じく逆位置では「悪縁を断ち切る」というメッセージもあるので、
まさにいま自らの意志で正しい選択をし、現状を変えようと決意をしているポーズにも見えてきます。
ポジティブなメッセージ性の方が強く、素敵なデザインだと思います。
XVI THE TOWER(塔)
16.THE TOWER(塔)のカードです。
空高くそびえたつ塔が落雷を受けて破壊されようとしているデザインは共通です。
The MOON DUST Tarotでは人々が塔の下で踊っているように描かれているのが印象的。
塔のカードは「激変」を意味し、自分の中の常識が崩れ新しく生まれ変わることを暗示しています。
まさに、予想外の展開。
踊っているように描かれている人々は、もしかしたら
古い固定観念が崩れ、新たな時代が来ることを喜んでいるのかもしれません。
逆位置になると意味はほぼ同じですがダメージの規模は少ないと解釈されます。
危うく破壊されつくされる寸前の状態なので全く無事では済みませんが、そこで何か気付きを得られなければ完全崩壊への道をたどってしまう事でしょう。
新しい時代の到来にただ喜んでいるだけではだめですよね。
XVII THE STAR(星)
17.THE STAR(星)のカードです。
THE STARのカードは、「希望」「理想の未来」といったポジティブな意味を持っています。
夜の暗闇の中でキラキラと光る天体は旅人にとっての道標でもありますね。
進むべき方向へ迷わず導いてくれます。
The MOON DUST Tarotのデザインでも、水を運ぶ瓶を手にした女性が描かれています。
彼女の足元から奥にかけて、天の川(ミルキーウェイ)のような道ができていますね。
両側はまだ暗い壁に囲まれているので、望んだ幸福な未来はまだ先のことなのでしょう。
逆位置では「目標を失う」「失望する」「悲観的になる」などという意味があります。
女性の表情がまだそこまで喜びに満ちておらず何かを思案しているような雰囲気があるので、道半ばである危うさもしっかり表現されています。
XVIII THE MOON(月)
18.THE MOON(月)のカードです。
THE MOONのカードは、正位置では「不安」や「迷い」「ゆらぎ」があることを意味します。
月がはっきりでているということは、夜明けはまだ先です。
手前の水場から奥へ細い一本道は続いていますが、真っすぐな道ではないように、不鮮明な状況を表しています。
The MOON DUST Tarotでは、月の女王のような女性がベールで顔を少し隠した状態のデザインです。
含み笑いをしているような表情なので、嘘か誠か、疑心暗鬼になる危うい状況が表現されているように感じます。
また、ライダー版と同様に曲がりくねった道が奥へと続いていますので、果たして自分が進むべき先はこちらで良いのか、不安になってしまいますね。
逆位置では夜明けが近い、つまり今の苦しい状況を脱する可能性が出てきたことを意味します。
状況が好転する暗示ですね。
夜空に浮かぶ月は大変美しいのですが、その美しさが際立つのは夜。
明かりがなければ右も左もわからず迷ってしまう時間帯です。
あなたは、この状況から望む未来を手に入れられるのか?と試されているようなデザインをしています。
XIX THE SUM(太陽)
19.THE SUN(太陽)のカードです。
とてもパワフルで、ラッキーなカードとして名高い太陽のカードです。
繁栄をもたらし、成果や成功へと導いてくれます。
ライダー版では無邪気に馬に乗り、さんさんと輝く太陽のもとにいる子どもの姿が描かれています。
The MOON DUST Tarot では、白馬の傍にいる後ろ姿の女性が描かれており、その色はとても明るく美しいです。
ただ、喜びや歓喜のエネルギーの中にあっても、逆位置になると運気低下や挫折を表す意味になってしまいます。
後ろ姿である理由は、そんなネガティブな可能性もあるということを伝えてくれているのかもしれません。
XX JUDGEMENT(審判)
20.JUDGEMENT(審判)のカードです。
死者がよみがえり、最後の審判を受けるストーリーになっているカード。
「復活」「良い知らせを受け取る」「開運」「努力の成果が実る」といった意味があります。
The MOON DUST Tarotでは、中央に天秤を持つ女性の姿とラッパを吹く天使の姿が描かれています。
天秤は裁判の象徴というわけですね。
正邪を測る「正義」の女神、アテナのようです。
逆位置では「悪い知らせ」「報われない」「機会を逃す」などの意味がありますので、下半分が暗い色で塗られているのも納得です。
XXI THE WORLD(世界)
21.THE WORLD(世界)のカードです。
大アルカナを締めくくる、最後のカード。
The WORLDは「完成」「成就」「目標への到達」を意味します。
つまりは、ハッピーエンドということですね。
逆位置になれば「未完成」「不完全燃焼」「未熟」「限界」といった意味になります。
The MOON DUST Tarotでは、空へ大きく羽ばたこうとする天使の姿が描かれています。
夢が達成され、次の目標を見つめて飛び立とうとしているのでしょうか。
それとも、未熟さゆえにまだ飛び立てずにいるのでしょうか。
どちらにも解釈できますね。
比較に利用したライダー版タロットカード
19世紀、1909年に誕生したタロットカードのスタンダードとも言える『ライダー版』。
その当時の風合いが忠実に再現された復刻版タロットカードです。
小さめで手のひらサイズ。
レトロな印刷表現と缶入り包装が気に入っています。