Youtubeで配信をしている占い師さんが使っていて、
「絵柄が綺麗だな」と気になったので購入してみました。
【The MOON DUST Tarot】というタロットカードのデッキです。
- 裏面もフチもキラキラで豪華
- 絵柄が美しくてコレクション向き
- リーディングの相性は人によって賛否両論
日本語版はなく、英語の解説書付きですが
タロットカードとしての意味は共通なので問題ありません。
気になるのが、購入可能な通販サイトでの評価。
「好き」「苦手」が混在しているカードデッキでした。
この記事では、この「The MOON DUST Tarot」とはどんなカードデッキなのか?
実際に購入してみた率直な感想をお伝えします。
The MOON DUST Tarot タロットカードデッキの紹介
読みやすさ | |
シャッフルのしやすさ |
ライダー版に準拠した、78枚構成のタロットカードデッキです。
絵柄の個人的な感想としては、「綺麗」「直感で読んだ方が良い」です。
ライダー版の標準的な絵柄からのリーディングには当てはまらない構成の絵柄が多く、スタンダードな読み方をするのは難しいです。
代わりに、タロットカードの意味+絵柄のイメージでオラクルカードのようにリーディングができるので、私は大変気に入っています。
絵柄は美しく、オリジナリティがあるデザイン
The MOON DUST Tarotのデッキは、オリジナリティのある美しい絵柄が特徴です。
左にI.The Magicianのカード、右に0.The Foolのカードを置いていますが、見た通りライダー版のカードとは全く違ったイメージの画像が使われています。
大きめのサイズのカードなので、インパクトもあります。
裏面はゴールドに光る印刷がされているので豪華です。
MOON DUST というタイトルの通り、中央に神秘的なデザインの月が描かれています。
ただ、上下で色が共通となってはいないので、
タロットカードでお馴染みの「逆位置」リーディングに使うのは難しいと思います。
※気にせず使うことができるなら全く問題ありません
The MOON DUST Tarot がおすすめな人は?
- 美しいカードが好き
- コレクション目的
- オリジナリティのあるカードが欲しい
- 直感でリーディングする
この後にご紹介しますが、サイズが若干大きめなので飾って楽しむこともできるカードです。
また、オリジナリティがかなり強いカードの絵柄なので、
スタンダードなライダー版の読み方にこだわる方には向きません。
オラクルカードのように絵柄から直感でリーディングする人の方が向いているカードデザインです。
カードデッキの構成と作者・販売元について
カードはライダー版のタロットカードに準拠した78枚と、専用箱、ガイドブックが付属します。
ガイドブック・外箱共に英語のみ記載されています。
冒頭でもお話ししましたが、タロットカードとしての種類は変わらないので、このまま英語版の利用でも全く問題はありません。
著者:Florance Saul
※敬称略
発行:Watkins Publishing
初版:2023年11月7日
カードの大きさと材質について
縦:12.6cm
横:8.7cm
手が小さい私(手首から中指の先端までが15.5cmほど)には大きめに感じます。
その大きさのため、シャッフルが難しいです。
カードの質としては普通の厚紙に印刷されているような手触りと重さです。
高級感があるか?といったら紙の質的には無いと言えます。
※ほとんど触っていないのに曲がりやすいです
ただ、裏面とエッジ(カードのフチ)に金色の箔押し加工がされています。
カードの絵柄デザインとあわせると、それだけでもかなり高級感がUPしたように感じて好きです。
カード自体の紙の質は高いとは言えませんが、スレもなくきれいに印刷されており、金の箔押しもしっかりとしていて綺麗です。
The MOON DUST Tarot の構成とおすすめの使い方
ライダー版準拠なので、78枚のカード構成です。
構成に特殊な設定はありませんが、絵柄が個性的なのでスタンダードな読み方は難しいカードデッキとなっています。
48枚のカード構成
一般的なタロットカードとして知られている、「ライダー版」と同じ構成をしています。
大アルカナ:22枚
- 0 THE FOOL(愚者)
- I THE MAGICIAN(魔術師)
- II THE HIGH PRIESTESS(女教皇)
- III THE EMPRESS(女帝)
- IV THE EMPEROR(皇帝)
- V THE HIEROPHANT(法王)
- VI THE LOVERS(恋人)
- VII THE CHARIOT(戦車)
- VIII STRENGTH(力)
- IX THE HERMIT(隠者)
- X WHEEL OF FORTUNE(運命の輪)
- XI JUSTICE(正義)
- XII THE HANGED MAN(吊られた男)
- XIII DEATH(死神)
- XIV TEMPERANCE(節制)
- XV THE DEVIL(悪魔)
- XVI THE TOWER(塔)
- XVII THE STAR(星)
- XVIII THE MOON(月)
- XIX THE SUN(太陽)
- XX JUDGMENT(審判)
- XXI THE WORLD(世界)
小アルカナ:ワンド(杖):14枚
- ワンドのエース
- ワンドの2~10
- ワンドのペイジ
- ワンドのナイト
- ワンドのクイーン
- ワンドのキング
小アルカナ:カップ(杯):14枚
- カップのエース
- カップの2~10
- カップのペイジ
- カップのナイト
- カップのクイーン
- カップのキング
小アルカナ:ソード(剣):14枚
- ソードのエース
- ソードの2~10
- ソードのペイジ
- ソードのナイト
- ソードのクイーン
- ソードのキング
小アルカナ:ペンタクル(金貨):14枚
- ペンタクルのエース
- ペンタクルの2~10
- ペンタクルのペイジ
- ペンタクルのナイト
- ペンタクルのクイーン
- ペンタクルのキング
メイン/補助 どちらにも使えるインパクトの強いカード
カードのサイズが大きいので、リーディングのメインに使用してもいいと思いますが、直感で読んだ方が良い絵柄をしているので、補助やオラクルカード的な使い方のほうがいいかなと感じています。
あなたのリーディングスタイルに合わせて使い分けてみて下さい。
ちなみに私は、このカードをメインで使いつつ補助的に別のタロットカードも利用しています。
The MOON DUST Tarot タロットカードデッキについてのまとめ
この記事では2023年11月発売の【The MOON DUST Tarot】について紹介させて頂きました。
個性的で美しい絵柄が、個人的にはかなりお気に入り。
なんといっても、金の箔押しがとてもゴージャス!
ただカードを眺めているだけでもインスピレーションが湧いてきて、購入してよかったなと感じています。
ただし、カードの質自体が曲がりやすく、シャッフルに気を使わなければなりません。
もっとも一般的なヒンドゥーシャッフルか、Youtubeで配信している占い師さんがよくされているオーバーハンドシャッフルなら良さそうです。
Amazonや楽天で取り扱いがありますので、気になった人はチェックしてみてくださいね。